「偽装」から始まった、私の言語化能力
私は元々左利きとして生まれましたが、物心ついた頃から右利きとして生活し、誰にも疑われることなく溶け込んで生きてきました。
力が必要な「社会的な場面」は右手でこなし、繊細さや自分らしさが必要な場面は左手に任せる。
本来の利き手ではない右手さえも、訓練によって利き手のように操る。
この「意識的に身体と感覚をコントロールする経験」が、私の「感覚を言語化し、再現可能な技術に落とし込む」という特技の原点です。
いじめ回避のために編み出した「逆算思考」
中学生の頃、周囲との摩擦を避けるために私が選んだ武器は、「誰にも文句を言わせない成績を取ること」でした。
しかし、私にはガリ勉をする根性も時間もありませんでした。
そこで気づいたのが、「ゴール(解答)から逆算して、最短ルートで攻略する」という手法です。
授業に集中し、テスト期間だけ「逆算」で勉強する。
この省エネ戦略で学年トップクラスを維持し、余った時間は大好きなテニスやゲーム、ギターに没頭しました。
この頃から、「努力」よりも「仕組み」で勝つことを実践していました。
21歳、すべてが崩れ去った日
しかし、21歳の時、人生は一変しました。
不眠をきっかけに心身のバランスを崩し、長期の闘病生活へ。
大量の薬の副作用で、退院時には自分の名前すら満足に書けず、階段も一人で降りられないほど、身体機能が低下していました。
それまで積み上げてきた自信も、スキルも、21年間のすべてがゼロになった瞬間でした。
悔しくて、情けなくて、歯医者の問診票代筆を頼んだ時の惨めさは、今でも忘れられません。
「ハンデ」があったから、最強のメソッドが生まれた
そこからの21年間は、「マイナスからの再生」の歴史です。
震える手でどうやってギターを弾くか?
集中力が続かない脳でどうやってプログラミングを習得するか?
健常者が無意識(感覚)でこなすことを、私はすべて「分解」し、「言語化」し、「仕組み化」しなければ実行できませんでした。
その結果、私は皮肉にも、「天才が感覚でやっていることを、誰にでもできるマニュアルにする翻訳能力」を手に入れました。
私が教えると、生徒さんは簡単に壁を乗り越えていきます。
それは彼らの才能だけでなく、私が「見えない階段」を可視化しているからです。
時間=命。あなたには、近道をしてほしい。
現在42歳。
健常者としての21年と、障害と共に生きた21年がちょうど同じ長さになりました。
私はもう、健常者に戻りたいとは思いません。
「障害者でありながら、健常者以上に自分らしく生きる」と決めました。
私が苦労して手に入れた「攻略法」を使って、あなたが簡単に成功してくれること。
それが私の最大の喜びであり、誇りです。
「時間=命」です。
私の21年分の試行錯誤を、あなたは数時間の「ショートカット」として受け取ってください。
浮いた時間で、あなたが人生を存分に楽しむこと。
それが、私の願いです。
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