塾に行っているから大丈夫。その安心、本当に大丈夫でしょうか

勉強

子どもの成績が心配になった時。

塾を考える家庭は多いと思います。

自分では教えられない。

家では勉強しない。

受験のこともよくわからない。

だから、専門の先生に任せる。

自然な考え方ですよね。

私も、塾そのものを否定するつもりはありません。

必要な子もいます。

良い先生もたくさんいます。

塾に通ったことで、勉強が楽しくなる子もいるでしょう。

でも、一つだけ気になることがあります。

「塾に行っているから大丈夫」

そう思った瞬間に、見えなくなるものがあるかもしれません。

塾に行くと、少し安心します

週に2回。

夕方から塾に行く。

教室で先生の話を聞く。

宿題も出る。

テスト対策もある。

親としては安心しますよね。

少なくとも家でずっとゲームをしているわけではありません。

勉強する場所に行っています。

専門の先生もいます。

何かあれば相談できます。

自分一人で子どもの勉強を背負わなくていい。

これは大きいと思います。

親だって忙しいです。

仕事もあります。

家のこともあります。

中学生の数学や英語を、もう一度全部教えるのは大変です。

だから塾に任せる。

私は、それ自体が悪いとは思っていません。

問題は、その後です。

塾に行っている。でも成績が伸びない

塾には通っている。

宿題もしている。

それなのに、テストの点数が変わらない。

そんなことがあります。

すると、次に何を考えるでしょうか。

「今の塾が合っていないのかな」

別の塾を探す。

「授業数が少ないのかな」

週2回を週3回にする。

「個別指導のほうがいいのかな」

コースを変える。

「もっと早くから対策したほうがいいのかな」

季節講習を増やす。

選択肢はたくさんあります。

そして気づけば、子どもの予定が塾で埋まっていきます。

でも私は、ここで一度止まりたくなります。

本当に、塾の量の問題なのでしょうか。

場所を変えても、同じことをしているかもしれません

少し想像してみてください。

運動を始めようと思って、スポーツジムに入ります。

週に3回通います。

毎回1時間、きちんとジムにいます。

半年続けました。

でも、何も変わらない。

そんな時、

「週5回に増やそう」

と考える前に、確認することがありますよね。

ジムで何をしているのか。

自分の目的と合っているのか。

今の状態に必要なことをしているのか。

ただジムに行っているだけでは、欲しい結果につながらないことがあります。

勉強も同じだと思っています。

塾に行っている。

授業を受けている。

宿題をしている。

それは大切な事実です。

でも、

「塾に通っていること」と、

「その子の勉強がうまく進んでいること」は、

必ずしも同じではありません。

子どもは、塾でも真面目に頑張っているかもしれません

私は、ここで子どもを責めたくありません。

塾に行っているのに成績が伸びない。

すると、

「ちゃんと授業を聞いているの?」

「宿題、本当にやっている?」

「もっと集中しないと」

そんな言葉をかけたくなるかもしれません。

でも、本人は本人なりにやっていることがあります。

授業を聞く。

ノートを取る。

宿題をする。

言われたことをこなす。

かなり真面目です。

それでも結果が出ない。

だとしたら、

「もっと真面目にやりなさい」

では解決しないかもしれません。

前の記事でも書きました。

真面目な子ほど、遠回りすることがあります。

言われたことを全部やろうとするからです。

塾に行けば、やることは増えます。

学校の宿題。

塾の宿題。

小テスト。

復習。

テスト対策。

真面目な子ほど、全部抱えます。

そして、時間がなくなります。

塾代だけではなく、子どもの時間も使っています

塾にはお金がかかります。

月謝。

教材費。

講習費。

受験学年になれば、家計への負担も大きくなるでしょう。

もちろん、必要な教育にお金を使うことは悪いことではありません。

でも私は、お金と一緒にもう一つ見てほしいと思っています。

子どもの時間です。

塾までの移動時間。

授業の時間。

帰宅する時間。

塾の宿題をする時間。

週に何時間使っているでしょうか。

1か月なら何時間でしょうか。

私は「塾は無駄です」と言いたいわけではありません。

その時間を使うだけの意味があるなら、使えばいいと思っています。

でも、

「みんな行っているから」

「とりあえず不安だから」

「行かせておけば安心だから」

それだけで子どもの時間を使い続けるのは、少し怖いです。

時間は命だからです。

単純に子どもの時間だけでなく、一緒に夕食を食べる時間なども使っているのではないでしょうか?

勉強も大切ですが、家族で過ごす時間もかけがえのないものです。

私が中学生の頃、塾には行っていませんでした

私は中学生の頃、塾に通っていませんでした。

以前の記事でも書きましたが、私には成績が必要でした。

いじめられないために、自分を守る防具が欲しかったからです。

だから、結果はかなり大事でした。

でも、塾には行きませんでした。

別に、

「塾なんて意味がない」

と思っていたわけではありません。

当時の私は、もっと単純です。

部活もしたい。

ゲームもしたい。

自分の時間が欲しい。

そのうえで結果も欲しい。

だから、自分の時間をどこに使うのかを気にしていました。

何かを増やす前に、

「今やっていることは、本当に必要なのか」

と考える癖があったと思います。

今でも、それは変わりません。

塾に行く前に、一度だけ立ち止まってほしいです

成績が伸びない。

塾を増やす。

それで結果が出る子もいるでしょう。

でも、全員ではありません。

今の勉強で何が起きているのかわからないまま、時間だけ増やす。

場所だけ変える。

やることだけ増やす。

それでは、子どもがさらに疲れてしまうこともあります。

塾に行かせている親御さんを責めたいわけではありません。

子どもの将来が心配なんですよね。

何もしないのが怖い。

だから、できることを探している。

その気持ちは自然です。

でも、不安になった時ほど、

「何かを増やす」

という答えを選びやすくなります。

塾を増やす。

教材を増やす。

勉強時間を増やす。

その前に、一度だけ止まってみてください。

本当に足りないものは何でしょうか。

私は、この問いを飛ばしたくありません。

家庭学習のことを、もう少し考えてもいいと思っています

私は、親が子どもに勉強を教えるべきだとは思っていません。

中学生の勉強を全部教えるなんて大変です。

親子だからこそ、教えるとケンカになることもありますよね。

だから、

「親が先生になりましょう」

という話でもありません。

ただ、家庭での勉強について、

「塾に任せているから大丈夫」

で終わらせなくてもいいと思っています。

子どもは今、どんな状態なのか。

勉強する時間ばかり増えていないか。

頑張っているのに、同じところで苦しんでいないか。

子どもの時間が、必要以上に削られていないか。

親が答えを教えられなくても、見られることはあります。

私は、塾を増やす前に、家庭学習そのものを一度見直してほしいと思っています。

勉強に子どもの人生を奪わせたくないからです。

塾に行くことが悪いのではありません。

塾に行っていることで、安心して考えるのをやめてしまう。

私は、そちらのほうが怖いです。

勉強時間を増やす前に、学び方を一度見直してみませんか?

私は、子どもの努力が足りないとは思っていません。

頑張っているのに結果が出ないなら、もっと頑張らせる前に、今の学び方を見直してほしいと思っています。

子どもの時間も、家族の時間も有限です。

私は公式LINEで、勉強時間を増やす前に家庭で考えてほしい「学び方の順番」についてお伝えしています。

「塾を増やす前に、家庭でできることを知りたい」

そう感じた方は、こちらから読んでみてください。

解答逆算型思考法の公式LINEはこちら

     
タイトルとURLをコピーしました