私は、自分の勉強に対する考え方を「解答逆算型思考法」と呼んでいます。
少し難しい名前ですよね。
自分でもそう思います。
もっとわかりやすい名前があったかもしれません。
でも、今のところ、この名前を使っています。
ただ、一つ困ることがあります。
名前だけを見ると、かなり誤解されやすいんです。
「簡単に成績を上げる方法?」
「楽をする勉強法?」
「裏技みたいなもの?」
そう思われるかもしれません。
違います。
私が伝えたいのは、もっと地味な話です。
そして、自分にとってはもっと切実な話です。
私は「楽をしたい」わけではありませんでした
中学生の頃の私は、良い成績を取りたいと思っていました。
以前の記事でも書きましたが、自分を守るためです。
成績を防具にしたかった。
だから、結果は必要でした。
でも同時に、勉強だけの生活は嫌でした。
部活もしたい。
ゲームもしたい。
自分の時間も欲しい。
こう書くと、
「楽をしたかっただけでは?」
と思われるかもしれません。
そう見えるでしょうね。
でも、自分の感覚は少し違います。
楽をしたかったというより、
「必要のない苦労をしたくなかった」
んです。
似ていますが、私の中ではかなり違います。
苦労すれば偉いとは思っていません
長い時間勉強する。
眠い中でも机に向かう。
遊ぶ時間を我慢する。
そういう姿を見ると、
「頑張っている」
と思いますよね。
もちろん、頑張っています。
否定するつもりはありません。
ただ私は昔から、
「苦労した量」と「価値」は同じではないと思っています。
10時間かかった。
だから偉い。
3時間で終わった。
だから手を抜いた。
本当にそうでしょうか。
大人の仕事でもありますよね。
夜遅くまで会社にいる人が頑張っているように見える。
早く仕事を終わらせて帰る人は、楽をしているように見える。
でも、同じ結果が出ているならどうでしょうか。
私は、早く終わらせて帰りたいです。
家に帰りたい。
好きなことをしたい。
その時間を、自分の人生に使いたいです。
昔から、あまり変わっていません。
「もっと頑張る」以外の選択肢があってもいいです
勉強で結果が出ない。
もっと頑張る。
まだ結果が出ない。
さらに頑張る。
この考え方はわかりやすいです。
でも、少し怖いと思っています。
頑張っても結果が出なかった時、
残された答えが、
「もっと頑張る」
しかなくなるからです。
では、どこまで頑張ればいいのでしょうか。
勉強時間を1時間増やす。
まだ足りない。
2時間増やす。
まだ足りない。
塾を増やす。
休日も勉強する。
それでも結果が出なかったら、
次は何を増やすのでしょうか。
時間でしょうか。
努力でしょうか。
我慢でしょうか。
私は、そこに別の選択肢があってもいいと思っています。
「今の考え方そのものを見直す」
という選択肢です。
中学生の私は、そんな立派なことを考えていませんでした
今は、こうして文章にできます。
時間は命。
必要のない遠回りは減らしたい。
頑張る量を増やす前に考え方を見直したい。
でも、中学生の自分がこんな言葉を使っていたわけではありません。
もっと単純でした。
「時間がない」
「ゲームしたい」
「部活もある」
「でも成績は落とせない」
それだけです。
かなり切羽詰まっていますよね。
だから考えました。
今のまま勉強時間を増やし続けるのは嫌だ。
でも、結果を諦めることもできない。
では、どうするのか。
その時に身についた考え方が、今も自分の中に残っています。
大人になってから、
「自分は昔から、こういう考え方をしていたんだな」
と気づきました。
そして名前を付けました。
それが「解答逆算型思考法」です。
名前よりも、守りたいものがあります
私は、この名前を広めたいだけではありません。
勉強法の先生として有名になりたいわけでもありません。
一番気になっているのは、子どもの時間です。
学校に行く。
部活をする。
塾に行く。
宿題をする。
テスト勉強をする。
気づけば一日が終わる。
そして、
「もっと勉強しなさい」
と言われる。
もちろん、勉強は必要です。
結果を求められる場面もあります。
受験もあります。
現実はあります。
だから、
「好きなことだけしていればいい」
とは言いません。
でも、勉強に必要以上の時間を取られている子がいるなら、私は何とかしたいんです。
結果を諦める必要はありません。
自分の時間も諦める必要はありません。
私は、自分自身が両方を欲しがったからです。
「解答逆算型思考法」は、時間を守るために生まれました
名前だけを見ると、勉強のテクニックに見えると思います。
実際、勉強の話です。
でも、自分の中では少し違います。
始まりは、
「自分を守りたい」
でした。
そして、
「自分の時間も守りたい」
に変わりました。
結果が必要だった。
でも、人生を全部勉強に渡したくなかった。
その間で考え続けた結果、今の考え方があります。
だから私は、解答逆算型思考法を「楽をする方法」とは考えていません。
苦労から逃げる方法でもありません。
必要なことには、きちんと向き合います。
ただ、
必要のない遠回りまで、我慢して続ける必要はない。
私はそう考えています。
時間は命です。
子どもの1日も。
親の1日も。
一度使えば戻ってきません。
だから私は、勉強の話をしています。
成績だけのためではありません。
勉強に使っている時間を、一度考え直すためです。
「解答逆算型思考法」という少し変わった名前には、そんな思いを込めています。
勉強時間を増やす前に、学び方を一度見直してみませんか?
私は、子どもの努力が足りないとは思っていません。
頑張っているのに結果が出ないなら、もっと頑張らせる前に、今の学び方を見直してほしいと思っています。
子どもの時間も、家族の時間も有限です。
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「塾を増やす前に、家庭でできることを知りたい」
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