テスト前なのにゲームをする子どもを見て、親が焦ってしまう理由

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明日からテスト期間。

子どもを見る。

ゲームをしている。

楽しそうにしています。

親は時計を見る。

もう夕方。

「勉強、大丈夫なの?」

聞きたくなりますよね。

子どもは、

「大丈夫」

と答える。

何が大丈夫なのか、よくわかりません。

またゲームに戻る。

見ている親のほうが落ち着かなくなります。

「本当にわかっているのかな」

「点数が悪かったらどうするんだろう」

「今やらないと間に合わないのに」

そして、つい言います。

「そろそろ勉強したら?」

私は、この親御さんの焦りを責めるつもりはありません。

焦りますよね。

目の前でゲームをされていますから……。

でも、少しだけ考えてみたいんです。

なぜ、親のほうがこんなに焦るのでしょうか。

親には「この先」が見えてしまいます

子どもは、今ゲームをしています。

親は、その先を見ています。

テスト。

点数。

通知表。

内申。

高校受験。

進路。

将来。

頭の中で、かなり先まで話が進みます。

ゲームをしている子どもを見る。

テストの点数が下がるかもしれない。

成績が下がるかもしれない。

受験で困るかもしれない。

選べる学校が減るかもしれない。

ほんの数秒で、ここまで考えることがあります。

親だからです。

子どもの将来を考えています。

一方、子どもはどうでしょうか。

今、ゲームが面白い。

友達もオンラインにいる。

この試合が終わっていない。

親と子どもでは、見ている時間の長さが違います。

だから、親だけが焦ることがあります。

「今やらないと困る」が伝わらないのは普通だと思います

親は言います。

「今やっておかないと、後で困るよ」

たぶん、本当です。

後で困ることはあります。

私も大人なのでわかります。

でも、中学生の頃に同じことを言われて、どこまで実感できたでしょうか。

私は難しかったと思います。

「将来困る」

遠いんですよね。

高校受験ですら、まだ実感が薄い子もいるでしょう。

まして、

「大人になった時に選択肢が減る」

と言われても、よくわかりません。

大人は過去を知っています。

「あの時やっておけばよかった」

という後悔もあります。

子どもには、その過去がありません。

だから、同じ危機感を持たせようとしても難しいです。

親が10焦っている。

子どもは2くらいしか焦っていない。

この差があります。

焦っている人は「何かをさせたくなります」

不安な時、人は何かしたくなります。

病気が心配なら調べます。

お金が不安なら貯金します。

仕事が不安なら資格を探すこともあるでしょう。

何もしない状態が怖いんです。

子どもの勉強も同じだと思っています。

ゲームをしている。

親は不安になる。

何かしないといけない。

そこで、

「勉強しなさい」

と言います。

勉強を始める。

少し安心します。

机に向かっている。

教科書を開いている。

これで何とかなるかもしれない。

親の不安が少し減ります。

でも、私はここに難しさがあると思っています。

子どもが勉強を始めたことで、

本当に勉強の問題が解決したのか。

それとも、

親が少し安心できただけなのか。

この二つは同じではありません。

親の不安を、子どもの勉強時間で埋めていないでしょうか

少し厳しく聞こえるかもしれません。

でも、親御さんを責めたいわけではないです。

私も、自分が不安なら何かしたくなります。

ただ、

子どもの成績が不安。

だから1時間勉強させる。

まだ不安。

塾を増やす。

まだ不安。

問題集を買う。

それでも不安。

もっと勉強時間を増やす。

こうなると、親の不安には終わりがありません。

どこまでやれば安心できるのでしょうか。

3時間でしょうか。

5時間でしょうか。

塾は週に何回でしょうか。

偏差値がいくつなら安心でしょうか。

たぶん、次の不安が出てきます。

だから私は、

不安になった時ほど、勉強時間を増やす前に一度止まりたいと思っています。

ゲームをしている姿は、とても目立ちます

子どもが授業を受けている姿。

親は見ていません。

学校で何を理解したのか。

わかりません。

昼休みに友達と勉強の話をしたかもしれません。

それも見えません。

でも、ゲームをしている姿は見えます。

リビングでゲームをする。

笑っている。

親の目の前です。

だから、

「この子は勉強していない」

という印象が強くなります。

見えるものは強いです。

前の記事でも書きましたが、家で何時間机に向かっているかは見えます。

ゲームの時間も見えます。

でも、本当に見るべきものがそれだけなのか。

私は疑問があります。

ゲームを2時間した。

だから勉強していない。

単純にそう決められないと思っています。

私もテスト前にゲームをしていました

私は中学生の頃、ゲームが好きでした。

テスト前でもゲームをしていました。

親から見たら、

「大丈夫なのか」

と思ったかもしれません。

でも、自分の中では成績を落とすわけにはいきませんでした。

以前から書いているように、成績は自分を守るための防具だったからです。

結果は必要でした。

だからといって、

テスト前は一日中勉強する。

ゲーム機には触らない。

そんな生活ではありませんでした。

ゲームはしたかったです。

部活もありました。

勉強以外の時間も欲しかったです。

では、毎日強いやる気を持っていたのか。

違います。

勉強が楽しくて仕方なかったわけでもありません。

ただ、必要な結果は欲しかった。

そのために、自分なりに勉強について考えていました。

だから私は、

「ゲームをしている子は、勉強について何も考えていない」

とは決めたくありません。

問題は「遊んでいること」ではないと思っています

ゲームをする。

動画を見る。

友達と話す。

私は、それ自体を問題にはしたくありません。

大切なのは、

必要な時に、自分で前へ進める状態なのか。

だと思っています。

ゲームを3時間しても、必要なことを自分で考えられる子もいるでしょう。

一方で、5時間机に向かっていても、何をしていいかわからず止まっている子もいます。

どちらが安心でしょうか。

机に向かっている子のほうが、親は安心するかもしれません。

でも、見た目だけではわかりません。

だから、

「遊んでいる時間を減らせば解決する」

とは限らないと思っています。

親の焦りと、子どもの勉強は分けて考えたいです

テスト前。

子どもがゲームをしている。

焦ります。

それでいいと思います。

心配になるのは自然です。

でも、焦った瞬間に、

「勉強しなさい」

と言う前に、一度だけ考えてみてください。

今、自分が不安なのか。

それとも、本当に子どもの勉強に問題が起きているのか。

似ていますが、違います。

親が不安だから、子どもの時間を埋める。

私は、この状態をできるだけ減らしたいです。

子どもも苦しくなります。

親もずっと監視することになります。

そして、ゲームをしているだけで家庭の空気が悪くなります。

もったいないですよね。

私が目指したいのは「安心してゲームを見ていられる家庭」です

少し変な言い方かもしれません。

でも、本気です。

テスト前に子どもがゲームをしている。

親が見る。

「大丈夫かな」

とは思う。

でも、

「まあ、自分で考えているだろう」

と思える。

私は、そんな家庭がいいと思っています。

放置するという意味ではありません。

子どもに無関心になるという話でもありません。

親が毎回エンジンをかけなくてもいい。

毎日監視しなくてもいい。

ゲームを見るたびに不安にならなくてもいい。

子ども自身が、必要な時に自分で進める。

そういう状態です。

私は、そこを目指したいです。

テスト前のゲームを見て、すぐに答えを出さなくてもいいです

子どもがゲームをしています。

大丈夫なのか。

心配になります。

でも、

「ゲームをやめさせれば解決する」

「勉強時間を増やせば解決する」

と、すぐに決めなくてもいいと思っています。

本当に見るべきものは、別にあるかもしれません。

今の学び方で前へ進めているのか。

必要な結果に近づいているのか。

本人が自分で動ける状態なのか。

私は、こちらを考えたいです。

時間は命です。

ゲームをする時間も。

勉強する時間も。

親子で言い争う時間も。

全部、戻ってきません。

だから私は、

不安になったから勉強時間を増やす。

その前に、一度だけ立ち止まってほしいと思っています。

勉強時間を増やす前に、学び方を一度見直してみませんか?

私は、テスト前にゲームをしている子どもを見て、すぐに「やる気がない」と決めなくてもいいと思っています。

そして、親御さんが焦ることも悪いとは思っていません。

ただ、親の不安を減らすために、子どもの勉強時間ばかり増えているなら、一度学び方を見直してほしいです。

私は公式LINEで、勉強時間を増やす前に家庭で考えてほしい「学び方の順番」についてお伝えしています。

「子どもが遊んでいると、つい焦ってしまう」

「毎回『勉強しなさい』と言うことに疲れた」

そう感じている方は、こちらから読んでみてください。

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