「話を聞くのが苦手」なあなたへ。プロも実践する、心を消耗しない「最強の聞き方」

コミュニケーション

こんにちは、なごみです。
読んでいただいてありがとうございます。

突然ですが、あなたは人の話を聞くのが得意ですか?
それとも、「また自分の話ばかりしちゃったな…」と後悔したり、逆に相手のネガティブな話に引っ張られて疲れてしまったりすることはあるでしょうか。

実は私、過去に精神科の閉鎖病棟に入院していた時期があります。
ドアノブのない部屋で、一番辛かったのは「自由がないこと」以上に、「自分の言葉が誰にも届かないこと」でした。

いくら訴えても、否定されるか、無視されるか。
その経験があるからこそ、痛感しています。
「ただ話を聞いてくれる」というだけで、人の心は救われるのだと。

今回は、そんな私が学び、実践して人間関係が劇的に楽になった「聞き方の技術」をシェアします。
これは、臨床心理士などのカウンセリングのプロも使っている手法です。

「技術」といっても、難しいことはありません。
誰にでも、今日からできることです。

会話に必要なのは「幽体離脱」?

聞き上手になろうとして、「相手に共感しなきゃ!」と頑張りすぎていませんか?
実は、プロのカウンセラーほど、相手の話にどっぷり浸かったりはしません。

大切にしているのは、「第三者の視点」です。

イメージとしては、自分と相手が話している様子を、もう一人の自分が天井の隅から眺めているような感覚。
ちょっと怪しい言い方をすれば、幽体離脱して観察する感じです。(笑)

以前、私の人生を変えてくれたサトリさんという方が「一人一宇宙」という言葉を教えてくれました。
私たちは同じ世界に生きているようで、実は「自分だけの宇宙(物語)」を生きています。

だから、相手の言葉を自分の常識でジャッジする必要はないんです。
「へぇ、この人の宇宙では、そういうルールなんだな」
と、ただ観察するように聞く。

これだけで、感情的に巻き込まれて疲れることが驚くほどなくなります。

プロ直伝。最強の「聞き方」3ステップ

では、具体的にどうすればいいのか。
私が意識しているのは、次の3つのステップだけです。

ステップ1:絶対に話を遮らない

これが一番シンプルで、一番難しいかもしれません。
相手が話している途中で、「いや、それは違うよ」とか「こうした方がいいよ」と言いたくなっても、グッと堪えます。

相手の話が終わるまで、口を挟まない。
「最後まで聞く」というのは、相手への最大のリスペクトです。

ステップ2:否定せずに受け止め、不明点を確認する

話し終わったら、まずは受け止めます。
「あなたはそう思ったんだね」「そういうことがあったんだね」と。

ここで重要なのが、わからないことを勝手に解釈しないことです。
「それって、〇〇って意味であってる?」と、丁寧に確認してみてください。
これをするだけで、相手は「私の話を真剣に理解しようとしてくれている」と感じてくれます。

ステップ3:主語を「私」にして伝える

最後に、自分の意見を伝えます。
この時、「あなたは〇〇すべきだ」と言うと、相手は攻撃されたと感じてしまいます。

おすすめは「私は、こう思うよ」という伝え方。
これを心理学用語で「アイ(I)メッセージ」と言います。
正論をぶつけるのではなく、あくまで「私の宇宙ではこう見えているよ」という提案をするイメージです。

言葉にならない声を聞く

私は以前、介護の仕事をしていた時期がありました。
うまく言葉を話せない利用者さんもいらっしゃいましたが、じっと観察していると、「トイレに行きたいのかな?」「体勢が辛いのかな?」というのが、なんとなく伝わってくるんです。

言葉が流暢である必要なんてないんですよね。
むしろ、言葉の裏にある「わかってほしい」という想いに気づけるかどうか。

私たちはつい、「気の利いたアドバイスをしなきゃ」と身構えてしまいます。
でも、本当に必要なのは、アドバイスよりも「あなたの存在を、私はここにいて受け止めていますよ」という姿勢なのかもしれません。

今日できる、小さな一歩

聞き上手になることは、相手のためだけではありません。
巡り巡って、あなた自身の信頼や、居心地の良い人間関係となって返ってきます。
やっぱり、自分のためになるんですよね。(笑)

もし、今日誰かと話す機会があったら、一度だけ試してみませんか?

「自分の意見を挟まず、最後まで相手の話を聞いてみる」

これだけで、相手の反応が変わるのを実感できるはずです。
もしうまくいかなくても、自分を責めないでくださいね。
「あ、今ジャッジしちゃったな」と気づくだけでも、大きな進歩ですから。

それでは、また。
なごみでした。

     
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