普段生活している中でも、よく「わかっているけど、できない」というセリフを口にしたり耳にしたりすることがありませんか?
少し厳しく聞こえるかもしれませんが、それは『わかったつもり』になっているだけです。
人間の心には、変化を嫌って現状維持を望む『自我(エゴ)』というものが存在します。
自我が『もうわかっているから行動(変化)しなくていいよ』と囁く罠にハマっている状態なのです。
でも、それは脳の防衛本能として誰にでも起こることですから、自分を責める必要はありません。
「理解」のハードルを極限まで上げる
私たちは、何かを学ぼうとするときに、テキストベースで知識をアタマで記憶するということをして、「理解できた」と思ってしまいますが、それを本当に「理解した」とは呼べません。
行動や習慣、そして「現実」が変わるレベルに達して初めて「理解した」と言えるのです。
ハードルが高いと感じますか?
ですが、考えてもみてください。
誰かが本に書いていた知識を知ったかぶって、自信を持って話しているとします。
だけど、言葉で話していることを、行動として実践できていない。
それをみて、あなたはどう思いますか?
この人、わかっているなー、とは思いませんよね?
行動して、現実に変化を加えられて初めて理解したと言えるとは、そういうことなんです。
学びは「外」からではなく「内(潜在意識)」から起こる
あなたが本を読んで、内容を記憶するとしましょう。
そこで、しっかり学びが得られたなー、と思ってはいけません。
それではまだ学びとは呼べないのです。
そこに『現実世界での行動や経験』という外部からの強力な刺激が加わることによって、はじめて『自分の潜在意識の中にある記憶』が反応し、顕在化して学びが起こります。
違う言い方をすれば、いわゆる点と点がつながった、という感じです。
本から得られた情報や日常での出来事、そして自分の内にある記憶、それらがそろわないことには、学びに昇華されることはありません。
「理解」を深めるアウトプットのサイクル
やっと理解できた、というような最低限の理解から、本当に理解できていると自信を持って言える状態になるには、どうすれば良いでしょうか?
答えは、意図的なインプットと、シェアするというアウトプットを組み合わせることです。
本当に理解するためには、意図を持った行動(インプット)をし、それを自分の言葉でシェア(アウトプット)する、その循環を回し続けることです。
その好循環を、維持することで、あなたはどこまでも成長し続けることができるのです。
まとめ
いかがでしたか?
本当に理解する、という状態になるためには
・「わかったつもり」のフィルターを外す
・泥臭く実践を繰り返す
それこそが本当の自己成長への最短ルートなのです。
わかったつもり、になって新たな学びを逃してしまうということはおそらく思った以上に多いと思います。
気づいてないだけで、本当にもったいないことをしている可能性は大いにあります。
ですから、人の話を聞く時や本を読む時は、『すでに知っている』という過去の知識(エゴ)のフィルターを一度外し、常に『白紙の心(無知の知)』で向き合ってみてください。
そうすれば、同じ内容からでも一生途切れることなく新たな学びや気づきを得られるはずです。

