「勉強しなさい」と言ってしまう親は悪くないと思っています

コミュニケーション

「勉強しなさい」

今日も言ってしまった。

言った瞬間、子どもの顔が変わる。

「今やろうと思ってた」

「うるさい」

返ってくる言葉にイライラする。

親も怒る。

子どもも怒る。

家の空気が悪くなる。

そして夜になって、

「また言いすぎたかな」

と少し後悔する。

そんなこと、ありませんか?

私は、

「勉強しなさいと言う親はダメ」

とは思っていません。

言ってしまいますよね。

だって、心配だからです。

何も心配していなければ、言わないと思います

子どもの将来。

高校受験。

成績。

内申。

このままで大丈夫なのか。

親には見えています。

今の成績で行ける学校。

受験までの残り時間。

社会に出た後のこと。

自分が大人になって苦労した経験。

いろいろなものが見えています。

でも、子どもには同じ景色が見えていません。

今日のゲーム。

友達から来たメッセージ。

部活。

明日の学校。

今、目の前にあることのほうが大きいです。

親からすると、

「今やらないと後で困る」

と思います。

子どもからすると、

「今はやりたくない」

です。

見ている時間が違います。

だからぶつかります。

親は、未来を知っているから怖いんです

大人になると、

「あの時、もう少し勉強しておけばよかった」

と思うことがあります。

もっと英語をやっておけばよかった。

数学をちゃんと理解しておけばよかった。

本を読んでおけばよかった。

資格を取っておけばよかった。

自分の後悔があるから、子どもには同じ思いをしてほしくない。

そう思いますよね。

そして、

「今ならまだ間に合う」

と伝えたくなります。

でも、なかなか伝わりません。

そこで言葉が短くなります。

「勉強しなさい」

本当は、

「あなたに将来困ってほしくない」

なのかもしれません。

「選べる道を減らしてほしくない」

なのかもしれません。

「自分と同じ後悔をしてほしくない」

なのかもしれません。

でも、毎日の生活の中では、そんなに丁寧に言えませんよね。

だから、

「勉強しなさい」

になります。

私は、その言葉だけを見て親御さんを責めたくありません。

でも、言うほど動かなくなることがあります

親が悪いわけではありません。

ただ、難しいのはここです。

心配だから言う。

でも、言うと子どもが動かなくなる。

さらに心配になる。

また言う。

もっと動かなくなる。

この繰り返しになることがあります。

親は、

「なぜ言われないとやらないの?」

と思います。

子どもは、

「また言われた」

と思います。

親は子どもの未来を見ています。

子どもは親に管理されているように感じます。

どちらも相手を嫌いなわけではありません。

ただ、少しずつ関係が疲れていきます。

私は、これがもったいないと思っています。

親が先生になるのは大変です

では、親が毎日勉強を見ればいいのでしょうか。

私は、それも大変だと思っています。

中学生の数学。

英語。

理科。

社会。

全部教えられますか?

私は、親が全部教える必要はないと思っています。

そもそも親子です。

先生と生徒ではありません。

近い関係だからこそ、感情も入ります。

「さっき教えたでしょう」

「なんでわからないの?」

言いたくなることもあるでしょう。

子どもも、

「学校の先生とやり方が違う」

「もういい」

となります。

教えようとした結果、親子喧嘩になる。

珍しいことではないと思います。

だから私は、

「親がもっと勉強を教えましょう」

とは言いたくありません。

親の負担まで増えるからです。

親も、もう十分頑張っています

仕事をする。

家のことをする。

食事を考える。

学校の予定を確認する。

部活のこともある。

進路も考える。

塾代も払う。

そのうえで、

「子どもの勉強も完璧に管理しましょう」

無理ですよね。

少なくとも私は、かなり大変だと思います。

でも、子どもの成績が下がると、親は自分を責めることがあります。

「もっと早く気づけばよかった」

「もっと勉強を見ればよかった」

「塾を変えたほうがよかったのかな」

親も迷っています。

子どもだけが困っているわけではありません。

親も、

「何をすれば正解なのかわからない」

状態なのだと思います。

だから私は、親御さんにも時間を取り戻してほしいんです。

「勉強しなさい」を我慢するだけでは苦しいです

よく、

「子どもには勉強しなさいと言わないほうがいい」

と言われます。

わかります。

言わないほうがいい場面もあるでしょう。

でも、

「明らかに勉強していない」

「成績も下がっている」

「受験も近い」

そんな状態で、

「何も言わずに見守りましょう」

と言われても不安ですよね。

私は、親に我慢だけを求める方法は続かないと思っています。

言いたい。

でも言ってはいけない。

毎日耐える。

ある日爆発する。

それでは、親も苦しいです。

必要なのは、

「勉強しなさいと言わないように頑張ること」

だけではないと思っています。

親が何度も言わなくてもいい状態を、どう作るのか。

私は、そちらを考えたいです。

子どもを変える前に、家庭の流れを見直す

子どもにやる気を出させる。

子どもを自立させる。

子どもの意識を変える。

言葉にすると簡単です。

でも、人を変えるのは難しいですよね。

大人だって、

「明日から毎日運動してください」

と言われて、すぐに続けられる人ばかりではありません。

子どもも同じです。

だから私は、

「本人のやる気」

だけに頼るのは少し怖いと思っています。

親の根性にも頼りたくありません。

子どもを責めない。

親も責めない。

そのうえで、今の家庭学習を見直す。

私はそこから考えています。

親子で勉強のことで消耗してほしくありません

中学生の時間は限られています。

そして、親子で一緒に暮らせる時間も有限です。

いつか子どもは大人になります。

家を出るかもしれません。

毎日一緒に夕食を食べることもなくなるでしょう。

その時に、

中学生の頃は毎日勉強のことで喧嘩していた。

そんな思い出ばかりになるのは、少し寂しいですよね。

もちろん、きれいごとだけでは子育てはできないと思います。

怒る日もあります。

言いすぎる日もあります。

それでいいと思っています。

「勉強しなさい」と言ってしまった自分を、責めなくていいです。

あなたは、子どものことが心配だっただけかもしれません。

ただ、

今のやり方で親も子どもも疲れているなら、

別の考え方を知ってもいいと思います。

私は、勉強で揉める時間を減らしたいです。

子どもの時間を取り戻したい。

そして、親の時間も取り戻したい。

時間は命です。

親子喧嘩をするために、毎日の時間があるわけではないと思っています。

勉強時間を増やす前に、学び方を一度見直してみませんか?

私は、子どもの努力が足りないとは思っていません。

親の声かけが悪いとも思っていません。

頑張っているのに家庭が疲れているなら、もっと頑張る前に、今の学び方を見直してほしいと思っています。

子どもの時間も、親の時間も有限です。

私は公式LINEで、勉強時間を増やす前に家庭で考えてほしい「学び方の順番」についてお伝えしています。

「もう勉強のことで揉めたくない」

「塾を増やす前に、家庭でできることを知りたい」

そう感じた方は、こちらから読んでみてください。

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