「もう中学生の勉強なんて教えられません」
そう思っている親御さんは多いと思います。
数学の問題を見る。
よくわからない。
英語の教科書を見る。
昔習った気はする。
でも説明しろと言われると難しい。
理科や社会まで入ってくると、もう自信がない。
ありますよね。
そして、こう考えます。
「自分では教えられないから、塾に行かせるしかない」
私は、この考え方に少し違和感があります。
親が勉強を教えられない。
だから塾しかない。
本当に、この二つしかないのでしょうか。
親が先生になる必要はないと思っています
私は、親が子どもの勉強を全部教える必要はないと思っています。
数学を説明する。
英文法を教える。
理科の仕組みを解説する。
歴史の流れを説明する。
大変ですよね。
仕事から帰ってきて、夕食を作る。
家のことをする。
その後、中学生の数学を教える。
かなり厳しいと思います。
しかも、親子です。
「なんでわからないの?」
「さっき説明したでしょう」
言いたくなることもあります。
子どもも、
「先生と言っていることが違う」
「もういい」
となります。
勉強を教えようとして、親子喧嘩になる。
これでは、お互い疲れてしまいます。
だから私は、
「親も勉強し直して、子どもに教えましょう」
とは言いません。
親には、親の役割があると思っています。
「教えられないから何もできない」も違います
では、勉強は全部学校や塾に任せればいいのでしょうか。
私は、それも少し違うと思っています。
教えることはできない。
だから何も見られない。
あとは塾に任せる。
そうなると、親御さんには一つ困ることがあります。
今、何が起きているのかわからなくなるんです。
子どもは塾に行っている。
机にも向かっている。
宿題もしている。
でも成績が伸びない。
なぜなのか。
わからない。
親は不安になります。
すると、
「もっと勉強したほうがいいのでは」
「塾を変えたほうがいいのでは」
「別の教材も必要なのでは」
と考えます。
何が起きているのかわからないから、何かを増やしたくなります。
これは親御さんが悪いわけではありません。
見えないから不安なんです。
私たちは、わからないものを専門家に任せます
車の調子が悪い。
整備士に見てもらいます。
体調が悪い。
病院へ行きます。
水道が壊れた。
専門の業者に頼みます。
普通ですよね。
勉強も同じです。
自分ではわからない。
だから塾へ行く。
自然な流れだと思います。
でも、少しだけ違うところがあります。
勉強するのは、子ども本人です。
塾の先生が代わりにテストを受けることはできません。
親も代わりにはできません。
最後は、子ども自身が進む必要があります。
だから私は、
「誰に教えてもらうか」
だけを考えていても、足りないことがあると思っています。
もっと根本に、考えることがあります。
勉強ができる親の子だけが有利なのでしょうか
親が高学歴。
親が数学を教えられる。
親が受験に詳しい。
もちろん、助けになることはあるでしょう。
でも、
「親が教えられない家庭は不利」
で終わっていいのでしょうか。
私は嫌です。
親の学歴や得意科目によって、子どもの学び方まで決まってしまう。
そんな必要はないと思っています。
そもそも、親御さんにも得意なことと苦手なことがあります。
仕事はできる。
料理は得意。
人と話すのは上手。
でも、中学数学は忘れた。
普通ですよね。
それを、
「子どもに勉強を教えられない私はダメな親だ」
と思う必要はありません。
親の役割は、問題を解くことではないと私は考えています。
私の親も、勉強を教えていたわけではありません
私は中学生の頃、塾には行っていませんでした。
成績はトップクラスを争っていました。
では、親が毎日勉強を教えてくれたのか。
そうではありません。
横に座って数学を教えてもらった記憶もありません。
英語の問題を一緒に解いた記憶もありません。
自分で勉強していました。
こう書くと、
「やっぱり元から勉強ができたんでしょう」
と思われるかもしれません。
でも、私は別のところが大事だったと思っています。
自分で何とかする必要があった。
だから、自分なりに考えました。
結果は必要でした。
以前書いたように、自分を守るためです。
でも、時間も失いたくありませんでした。
部活もしたい。
ゲームもしたい。
親が横で教えてくれるわけでもない。
塾にも行かない。
では、自分で何とかするしかありません。
その中で身についた考え方があります。
今は、それを「解答逆算型思考法」と呼んでいます。
子どもが自分で進める状態を作りたいです
私が目指しているのは、
「親が上手に勉強を教えられる家庭」
ではありません。
子どもが自分で進められる家庭です。
わからないことがある。
そこで完全に止まる。
親に聞く。
親もわからない。
塾の日まで待つ。
私は、この時間がもったいないと思っています。
子ども自身が、
「次にどうすればいいのか」
を考えられる。
親は毎日監視しなくていい。
勉強を教えなくてもいい。
「勉強しなさい」を何度も言わなくていい。
私は、そんな状態を作りたいです。
もちろん、最初から全部一人でできる子ばかりではありません。
大人だって、新しいことを始める時は迷います。
だから、考え方や進み方を知る必要があります。
でも、親がずっと先生役を続ける必要はないと思っています。
親が教えられないことを責めないでください
子どもの成績が伸びない。
自分は勉強を教えられない。
だから塾に行かせる。
それでも伸びない。
親としては苦しいですよね。
「もっと自分が勉強を見ればよかったのかな」
そう思うこともあるでしょう。
でも、自分を責めなくていいと思います。
親が数学を教えられないことが問題ではないかもしれません。
英語を忘れていることが問題でもないかもしれません。
見る場所が、少し違うだけかもしれません。
私は、
「親が何を教えるか」
よりも、
「子どもがどうすれば自分で進められるのか」
を考えています。
この違いは大きいと思っています。
親は先生ではなくていいです
親子でいられる時間は有限です。
毎日の会話が、
「宿題した?」
「勉強した?」
「テスト大丈夫?」
だけになるのは寂しいですよね。
親は先生ではありません。
監視する人でもありません。
私は、もっと普通に親子でいてほしいんです。
夕食を食べる。
くだらない話をする。
ゲームの話を聞く。
部活の話をする。
たまには喧嘩もする。
そういう時間があっていいと思っています。
勉強のことは大切です。
でも、家庭の全部を勉強にしなくていいです。
親が勉強を教えられなくても大丈夫です。
必要なのは、
親が先生になることではありません。
子どもが自分で進める状態を、どう作るかです。
私は、そのために解答逆算型思考法を伝えています。
時間は命です。
親が勉強を教えるために疲れ続ける時間も。
子どもがわからないまま止まり続ける時間も。
できるだけ減らしたいと思っています。
勉強時間を増やす前に、学び方を一度見直してみませんか?
私は、親が中学生の勉強を教えられなくてもいいと思っています。
子どもの努力が足りないとも思っていません。
今の家庭学習で親も子どもも止まっているなら、もっと頑張る前に、学び方を一度見直してほしいです。
私は公式LINEで、勉強時間を増やす前に家庭で考えてほしい「学び方の順番」についてお伝えしています。
「自分では勉強を教えられない」
「でも、塾に全部任せるのも不安」
そう感じている方は、こちらから読んでみてください。

